漫画ナツ100(1-50)酔拳の王 だんげの方さまの企画、「ナツ100」をやっと書き上げることができました。 おすすめの漫画を100作品挙げるという企画なのです。 ちなみにこの企画は制限がありまして、以下のようなものです。 マンガ選考基準 ・連載が終了しているもの。 ・連載中のものは20巻以上発行されている物 ・現在でも比較的手に入りやすい、読みやすいもの。 (古本屋とか漫画喫茶とかで手に入る読める) ・最低ラインは50個です。(100個選べない人用) 原作者つきのものは"原作×漫画"で表記しました。 ×印に深い意味はありません。 20巻制限が意外ときつく、 名作と思っても月刊連載ものは かなり制限にひっかかってしまいました。 タイトルの順番は数字、アルファベット、 あいうえお順になっています。 あいうえお順については読み方に沿っています。 誤字や間違い等ご指摘ありましたら、 掲示板か日記のコメント欄に書き込み よろしくお願いします。m(_ _)m 11人いる! 萩尾望都 小学館 ぐいぐいと話の中に引き込まれていきます。 萩尾望都さんを知るきっかけになった作品。 短編なので読みやすいです。 BASARA 田村由美 小学館 近未来ファンタジー漫画。ラブロマンスと 少年漫画のような熱い展開が絶妙の作品。 信念を持った登場人物たちがとても魅力的。 CYBORGじいちゃんG 土方茂(小畑健) 集英社 連載当時友達と面白がって読んでました。 デスノから入ったファンが読んだらどう思うんだろ(笑)。 ちょっといい話もあったりします。 DANDOH!! 坂田信弘×万乗大智 小学館 スポーツとしてのゴルフは好きではないのですが、 この漫画は好きです。主人公がもう健気すぎて、 頑張れって応援したくなります。 DEATH NOTE 大場つぐみ×小畑健 集英社 後半の展開に難ありと言われたりしますが、だらだらと続くよりは "108話"でしっかり終わったのでよかったと思います。 読み切りも傑作でしたね。じっくり読ませる心理戦が面白かった。 EAT-MAN 吉富昭仁 メディアワークス 食べたものを再構成できる主人公が活躍するSF漫画。 以前にも書きましたが、一話完結のオチのどんでん返しを 読むのが気持ちがよかったです。 GREEN-農家のヨメになりたい 二ノ宮知子 講談社 NHKでドラマ化もされましたよね。 4巻と短くまとまっていて、どたばたしたところがいいです。 登場人物のみんなに好感が持てます。 JESUS 七月鏡一×藤原芳秀 小学館 元傭兵で凄腕の殺し屋が、手違いから高校教師として 勤務することに・・・。ジーザスがひたすらかっこいいです。 「それが俺の名だ―地獄に堕ちても忘れるな」は名台詞。 MASTERキートン 勝鹿北星×浦沢直樹 小学館 浦沢漫画の最高峰だと思っています。一話一話のクオリティが高く、 よく練られていました。父がゴミ捨て場からこの漫画を一式 みつけてきた時は私は大喜びでした。再販はまだされないのかな・・・。 Nia_7(ニアアンダーセブン) 安倍吉俊 角川書店 ゆるゆる脱力系SF漫画。アニメは以前紹介しました。 このゆるゆる加減がたまらなく癖になります。 それでいて笑いもしっかり取りに来る作品。 ROOKIES 森田まさのり 集英社 野球漫画。ろくでなしBLUESよりこっちのほうが好きでした。 以前のジャンプのコンセプトだった友情、努力、勝利 がしっかり入っています。もう少し続いて欲しかったですよ。 Seed ラデック鯨井×本庄敬 集英社 環境や自然をメインテーマにした版MASTERキートンと言えばいいのかな。 原作者が同じなので、そのせいなのかも。 環境や自然について考えてみようかなという気になる作品です。 SLAM DUNK 井上雄彦 集英社 連載当時はそれほど好きではなかったですが、 読み返して良さが分かった作品。 続編がなくても充分良いと思います。 赤ちゃんと僕 羅川真里茂 白泉社 ネットでの評判から気になって読み始めた漫画です。 これはかなり泣きますね。心理描写も巧いです。 育児前後のお母さんには是非読んで欲しい作品です。 あずまんが大王 あずまきよひこ メディアワークス 基本は4コマギャグ漫画なのですが、 あのテンポと間の取り方は絶妙。ゆるゆる度も良い感じです。 万人受けする作品だと思います。 あまいぞ!男吾 Moo.念平 英知出版 勢いのあって泥臭い展開が好きでした。 間違いなくコロコロコミックの名作だと思います。 最近復刊したので手に入れやすくもなってるはず。 いばらの王 岩原祐二 エンターブレイン SFダークホラー漫画。でも、怖くはないですよ。 良質のアクション娯楽作品に仕上がっていると思います。 全6巻なので読みやすいですしね。 うしおととら 藤田和日郎 小学館 少年漫画の良いところがいっぱい詰まった傑作。 燃えて笑って楽しんで、そして泣けます。 そして読み返すともう涙が止まらない(つд`)・゚・゚ ウダウダやってるヒマはねエ 米原秀幸 秋田書店 とにかく読んでて気持ちがいい作品。 不良というかはみ出しもの?が登場する作品は あまり好きではないものが多いのですが、これは良作です。 伝染るんです。 吉田戦車 小学館 吉田戦車さんはどの作品も好きです。当時の4コマ漫画に与えた 衝撃はかなりのものだったと思います。シュールな不条理ギャグ の草分け的存在だったのではないでしょうか。 エリア88 新谷かおる 小学館 新谷かおるさんの最高傑作です。戦闘機もこれでハマりました。 熱いし泣ける。男女ともみんな信念に生きていて キャラがとにかくかっこいい。知らない人には読んで欲しい名作 美味しんぼ 雁屋哲×花咲アキラ 小学館 料理漫画としても、突っ込み漫画としても楽しめる名作。 最近は主人公の後継者を育てているようなので、そろそろ終わる のかなぁ。この本との出会いのきっかけも父親経由だったり。 おーい!竜馬 武田鉄矢×小山ゆう 小学館 小さい頃に読んだ時は描写などが苦手な漫画でしたが、 大きくなって読み返したら面白くて好きになりました。 坂本竜馬は憧れの人です。 おたんこナース 小林光恵×佐々木倫子 小学館 笑いと涙の詰まった良作。 私の祖父が死んだばかりに読んだので、どうしても 作中の人物に重ねてしまい、涙が止まりませんでした。 陰陽師 夢枕獏×岡野玲子 白泉社 独特の描き方で見せ方もすごく綺麗な漫画です。 やや難解かもしれませんが、そんな中にも笑いがあったりして とても読み応えのある作品になっています。 家栽の人 魚戸おさむ×毛利甚八 小学館 少年の微妙で複雑な心理と、それを包み込む主人公の桑田判事。 タイトルが裁判の"裁"ではなく栽培の"栽"になっているのと、 各話のタイトルが植物で少年達を例えるという演出も利いている名作。 風の谷のナウシカ 宮崎駿 徳間書店 アニメになったのはこのお話のごく一部だけなのですよね。 当時通っていたピアノ教室で、待ち時間の間に読んでいました。 難解ですが、是非とも読んで欲しい作品。 カムイ伝 白土三平 小学館 これも昔は苦手だった作品。 読み返すとものすごく深い作品だなと実感。 差別などについてはこれが知るきっかけになりました。 カメレオン 加藤あつし 講談社 下ネタギャグ満載のおバカな不良漫画ですが、 そのギャグと主人公のあまりにラッキーぶりを見るのが すごく好きでした。何も考えずに読める所が好き(笑)。 ガラスの仮面 美内すずえ 白泉社 実験所の宿舎に置いてあったのを読んだのがきっかけ。 読者を引き込むストーリー展開に危なく実験そっちのけになる ところでした(笑)。未完にはならないで欲しいなぁ。 寄生獣 岩明均 講談社 残酷描写が多くて連載当時は敬遠していたのですが、 連載終盤から読み始めて見ると、作品から提起される問題の重さに 色々と考えてしまった名作。 機動警察パトレイバー ゆうきまさみ 小学館 読み返す機会があって面白いと感じた作品。 ゆうきまさみさんの作品は後になって好きになるのが多いなぁと 思ったり。踊る大走査線の参考文献にもなっているのでしたね。 逆境ナイン 島本和彦 小学館 島本和彦さんの漫画は熱血で勢いがあってあまりに独特すぎて どれも面白いのですが、面白さが分かってくるのは、ある程度の 年齢を過ぎないとダメなのかもと思ったり。熱い名言が多いです。 ギャラリーフェイク 細野不二彦 小学館 ブラック・ジャックの美術品版と言えば伝わると思います。 とはいえ、細野不二彦さんらしさがどんどん出てきて とても面白い作品になっています。うんちくも増えますし。 究極!!変態仮面 あんど慶周 集英社 今のジャンプでは絶対載せられないだろうなと思ってしまう作品。 下ネタそのものなのですが、突き抜けた馬鹿っぷりが 強烈なインパクトを持っていた迷作(笑)。でも好きですよ。 金魚屋古書店出納帳 芳崎 せいむ 小学館 これって一応完結扱いでいいのかな・・・。載せたいので完結したと 勝手に判断しました。漫画好きなら是非とも読んで欲しい 作品。読んでいて楽しくなれます。 銀河鉄道999 松本零士 小学館 松本零士さんの作品では一番好きです。見た目は格好良くない 鉄郎の格好良さはその生き様だと思います。小さい頃に読んで、 永遠の命は本当にすばらしいのか?と気付かせてくれた作品です。 銀と金 福本伸行 双葉社 福本伸行さんの最高傑作だと私は思っています。 雑誌が休刊してしまい、そのため完結してしまったのが残念ですが、 主役交代しないで終わったほうが綺麗だったかも。 キン肉マン ゆでたまご 集英社 友情、努力、勝利。熱い展開の少年ジャンプを代表する作品。 アニメも好きでした。大好きな作品です。 でも、2世はいまいち・・・(^^;;。 ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる 講談社 私を妖怪好きにしてくれたのがこの漫画。 水木しげるさんの短編も好きです。水木作品は社会や人間風刺が いっぱいされているなぁと改めて感じます。 紅茶王子 山田南平 白泉社 当時ちょっと気になっていた人が読んでいた漫画だったのが 読み始めたきっかけだったりします(不純ですね(^^;;)。 作者がごたごたしていたようですが、作品自体は好きです。 国民クイズ 杉元玲一×加藤伸吉 大田出版 古本屋で立ち読みしたのがこの漫画との出会いでした。 読み終わるまでずっと立ち読みしていた記憶があります(^^;; 特異な設定と息もつかせないテンポは特筆すべきものだと思います。 コミックマスターJ 田畑由秋×余湖裕輝 少年画報社 漫画に対する作者の熱い思いがぶつけられた作品。 島本和彦さんに近いものも感じます。漫画や製作現場の抱える問題 について描かれていたり、色々なもののパロディが面白かった作品。 金色のガッシュ!! 雷句誠 小学館 昔の少年漫画の持っていた雰囲気を今も持ち続けている、 数少ない作品ではないかなと思います。ベタベタですが 熱い展開や泣き所があって楽しめますよ。 サイボーグ009 石ノ森章太郎 メディアファクトリー 石ノ森章太郎さんが亡くなられたので未完なのが悔やまれる名作。 石ノ森さんは人間でなくなった人の苦悩について描いたものが多く、 選ぶとき「キカイダー」と悩んだのですが、こちらにしました。 魁!男塾 宮下あきら 集英社 宮下あきらさんの作品中最も一番面白い漫画だと思います。 民明書房は騙された人多数では?(笑)そういった遊び心も 楽しい少年漫画の名作でした。 座敷女 望月峯太郎 講談社 望月峯太郎さんの作品では一番面白いです。 とにかく怖いです。ストーカーがそれほど認知されていなかった 時代にこれを描けたのはすごいと思います。 サバイバル さいとう・たかを リイド社 さいとうたかをさんはゴルゴ13が有名ですが、 敢えてこれを推します。極限状況下で進むストーリーには ハラハラさせらっぱなしでした。 サバイビー つの丸 集英社 打ち切られたのが非常に惜しい作品。アンケート主義を最も恨めしく 思った作品でもあります。みつばちハッチの少年漫画版という感じなの ですが、続いていれば間違いなくつの丸さんの最高傑作になったはず。 ザ・モモタロウ にわのまこと 集英社 語尾に変な言葉がつく個性的なキャラクター達が好きでした。 おとぎ話とプロレスを結びつける発想が斬新で、ギャグも 真似しあうほど気に入っていました。 続きはこちらです。 |